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内容はフィクションです
■職人養成学校と古材バンクも併設■
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![]() photo by WA |
敷地西側の雑木林に囲まれたエリアには国際工芸技能学校が設置されている。 大工、左官、茅葺きなどを初めとした伝統住宅建築技法の職人養成講座や木工、染色、陶芸、竹細工など各種クラフトコース、さらには建築設計・デザインを学ぶ講座があり、様々な世代の人達および国際的な技術交流の目的で来ている諸外国からの留学生等あわせて約200人が受講している。 また上記プロのクラフトマンや学校で作成した工芸品は協会のロゴマーク入りで販売されており人気商品になっている、と同時に協会の重要な資金源にもなっている。 |
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学校に隣接したおおよそ5000坪の敷地には古材をストックしておく倉庫施設がある。 ここには解体された古民家の古材や建具などがストックされており、必要に応じて利用できるようになっている。 一般の方にも要望があれば適正な価格で販売もしている。今ではもうなかなか入手が難しい樹齢100年から300年の黒光りする欅の大黒柱や梁材、桧や杉で造られた見事な建具、煤竹や茅葺き用の茅、藁あるいはアンティークな調度品・家具などもストックされている。 また国際的な技術交流が盛んになった結果、ドイツやイギリスの良質で廉価な木製建具や茅葺き用の材料なども輸入され活用できる体制が創られている。 |
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この古材バンクは、譲受のタイミングが合わず再生が出来なかった古民家が、パワーシャベルなどで無残にも取り壊され、古材のリサイクルが出来ない事例が続出していた1999年に構想が持ち上がり、スタートしたプロジェクトが母体となっている。
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ざっと説明すると以上のような民家村だが、この村は各地にある観光地やテーマパークのような見世物的施設とは違い、日本の伝統的な再生住居に定住し、日常の生活をあるがままに営んでいることが一大特徴である。 |
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ちなみにこの村には、アグリカルチャーやグリーンツーリズム活動で訪れる人も多く、昨年海外からの視察者や一般人も含め100万人の人達が訪れた。 |
ここまで大きな規模でないが、こうした協会の所有の民家村が全国に5ヶ所ある。それ以外に協会が協力したコンサルタントをしてして作られた民家村は10数件を数える。また古材のストックヤードもすでに全国各所に50ヶ所出来ており、ほぼ全国各地で良質な古材がリーズナブルな価格で入手出来る流通網として多いに機能している。 |
■和創工房:WA&CREATE ATELIER■